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【初心者向け】トレイルランニングの始め方|装備・マナー・クマ対策

【初心者向け】トレイルランニングの始め方|装備・マナー・クマ対策

初心者が山を走り始めるときにそろえるのは、シューズ・ウェア・防寒着・ザック・水分と行動食・安全対策アイテムの6点です。 ロードと同じ装備のままでは、山道特有のリスクに対応できません。

装備・マナー・安全対策の3つを押さえれば、初心者でも不安を抱えずに最初の一歩を踏み出せます。

トレイルランニングとは

トレイルランニングは山道を走るスポーツで、ロードとは路面もリスクも大きく異なります。

舗装されていない山道を走るスポーツ

トレイルランニングとは、舗装されていない山道や林道を走るスポーツです。舞台になるのは、登山道やハイキングコースなどの未舗装路。速さを競うより、自然の中で過ごす時間そのものを楽しむ人が少なくありません。決まったコースやタイムに縛られないため、体力や経験に合わせて自分のペースで始められます。

ロードランニングとの違い

トレランとロードランニングの違いは、路面・傾斜・スピード・装備・リスクの5点です。とくに路面の差は大きく、木の根や石が露出した地面では同じペースを保てません。傾斜も連続するので消耗が早く、ロードランニングの感覚のまま入れば下りで膝を痛めてしまいます。

ロードとトレイルで変わる5つの要素

初心者がまずそろえる基本装備6点

山を走る装備は、快適さではなく身を守るためにそろえます。

初心者がまずそろえる基本装備6点

購入先:

トレイルランニングシューズ:MERRELL AGILITY PEAK 6 

トレラン用ウェア:Teton Bros. PPP ショートスリーブ 

防寒着:finetrack ポリゴンUL ジャケット 

ザック:SALOMON ADV SKIN 12 

安全対策アイテム:熊鈴(DaiFeel)

登山者と共有する山道で守りたいマナー

登山道は走る人だけのものではなく、歩く人と共有する場所です。日本トレイルランナーズ協会も、相手への配慮を呼びかけました。

①狭い道では立ち止まって道を譲る

幅の狭いトレイルですれ違うときは、走るのをやめて立ち止まり、道を譲ってください。日本トレイルランナーズ協会の安全・マナーガイドでも、ひと声かけて譲るよう示されています。山の基本は登り優先ですが、状況に応じて臨機応変に判断しましょう。

※出典:日本トレイルランナーズ協会「トレイルランニング 安全・マナーガイド」

②すれ違うときは自分から声をかける

すれ違いや追い越しの前は、相手が気づく距離で自分から声をかけます。背後から無言で近づくと足音に驚かれ、相手がバランスを崩す危険があるからです。あいさつは情報交換にもなり、この先の道の様子を教えてもらえることにもなります。

③決められたトレイルから外れない

登山道の外に踏み出さず、決められたトレイルの中だけを走ってください。脇は植生が回復しにくく、繰り返し踏まれると土がむき出しになって崩れることにつながります。

④音が出る装備は状況に応じて消音する

鈴などの音が出る装備は、人とすれ違うときや休憩所では音を止めてください。静かな山を楽しみに来た登山者にとって、鳴り続ける金属音は落ち着かない存在です。消音できない鈴を選べば周囲に気を遣い続け、走りに集中できません。

初めてのトレイルで注意すること

山で起きるトラブルは、遭難とクマの遭遇に大きく分かれます。防ぐ準備と、起きてしまったときの対処をセットで覚えておきましょう。

遭難を防ぐ準備と遭難した場合の対処法

山へ入る前に登山計画書を作り、家族や職場と共有してください。令和7年の山岳遭難で最も多い態様は道迷いで、全体の30.9%を占めました。警察庁は、登山地図アプリと紙の地図を併用することで現在地をより正確に把握でき、道迷いの防止につながるとしています。予備バッテリーもセットで携行し、電池切れで現在地を見失う事態を避けましょう。単独で入る場合はとくに備えを厚くしてください。同年の単独遭難者に占める死者・行方不明者の割合は15.3%で、2人以上で入った場合の5.5%を大きく上回りました。

※出典:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」

道に迷ったときの対処

道に迷ったと感じたら、その先へ進まずに引き返してください。警察庁も、闇雲に進むことなく今歩いてきた道をたどり、正規の登山道まで戻るよう呼びかけています。視界不良や体調不良が重なると冷静な判断が難しくなり、滑落などの危険も高まりかねません。自力での復帰が難しいと判断したら、携帯電話で早めに救助を要請しましょう。令和7年の山岳遭難では、発生件数の76.3%が現場から通信手段を使って救助を求めていました。

※出典:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」

クマとの遭遇を防ぐ準備と遭遇した時の対処法

クマとの遭遇を減らす基本は、人の存在を先に知らせることです。音を出さずに走れば、藪の陰にいるクマとお互い気づかないまま距離が縮まりかねません。環境省も、鈴やラジオなど音が鳴るものを携帯し、新しい足跡や糞を見つけたら引き返すよう呼びかけています。令和7年度のクマの出没情報は全国で50,776件(速報値)と過去最多を記録し、山を走る人にとっても現実的なリスクになりました。

※出典:環境省「クマ類の出没対応マニュアル-改定版-」
内閣官房「クマ被害対策等に関する関係閣僚会議 クマ被害の現状と対策について」

クマとの距離を詰めないための備え

クマに遭遇したときの対処

クマに出会っても、走って逃げてはいけません。環境省によると、クマは逃げる対象を追いかける傾向があり、背中を見せると攻撃性を高める場合があります。クマを見ながらゆっくり後退し、静かに距離をとりましょう。至近距離で襲われたときは、両腕で顔面と頭部を覆って直ちにうつ伏せになり、けがを最小限にとどめてください。子グマを見かけたら近くに母グマがいる可能性が高いため、その場から速やかに離れることが必要です。

※出典:環境省「クマ類の出没対応マニュアル-改定版-」

クマに遭遇したときの対処

走りながら使う熊鈴なら軽量のダイキ精工

走りながら使う熊鈴は、音域・重さ・消音機能の3点で選びます。高い音は共鳴して遠くまで届くうえ、沢の水音とも周波数が違うので埋もれません。重さは走行中の揺れに直結し、消音機能はすれ違いや休憩のたびに効いてきます。

走行時の熊鈴を選ぶ3つの基準

  • 音域:高音で澄んだ音が遠くまで届くか
  • 重さ:走行中に揺れが気にならないか
  • 消音機能:すれ違いや休憩時に片手で止められるか

音域・重さ・消音機能の3点で選べば、走りながらでも扱いやすい鈴が見つかります。ダイキ精工が手がけるDaiFeel熊鈴は、周波数3700〜3800Hzの高音域で設計され、硬質アルミの削り出しにより約35gという軽さを実現しました。走行中の負担を増やさずにクマ対策を足したい方は、ラインナップを確認してみてください。

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よくある質問|トレイルランニングの疑問

トレイルランニングは何が楽しい?

同じ道でも季節や天気で表情が変わり、その変化を体で味わえる点が魅力です。タイムだけを追う必要がなく、稜線に出た瞬間の景色が報酬になります。歩いてもいい自由度の高さも、続けやすさにつながっているようです。

トレイルランニングはどんな人に向いている?

自然の中で長く体を動かすことが好きな人に向いています。速さを競うより、景色や季節の移ろいを楽しみたいタイプほど長く続けられるでしょう。フルマラソンの経験は必須ではありませんが、準備を面倒に感じる人には向いていません。

トレイルランニングはいつから始めるのがいい?

気候が安定する春か秋が無難です。夏は熱中症、冬は凍結や積雪のリスクが加わります。ただし秋はクマの出没が増える傾向にあるため、自治体の情報を確認してから場所を選んでください。

まとめ|備えを整えて安全に山を走る

山を走るうえでの不安は、装備・マナー・安全対策を順に整えれば具体的な対処に変えられます。

▼この記事のまとめ

  • 最初にそろえるのはシューズ・レインウェア・防寒着・ザック・水分と行動食・安全対策アイテムの6点
  • 登山道は歩く人と共有する場所で、立ち止まって道を譲り、自分から声をかける
  • クマの出没は令和7年度に過去最多となり、音で存在を先に知らせる対策が基本になる
  • 道迷いは計画書の共有と地図アプリ・予備バッテリーで減らせる
  • 最初の1回は近場の低山を選び、距離ではなく行動時間で計画を立てる

装備をひととおりそろえても、最後まで迷いやすいのが音の対策です。ダイキ精工のDaiFeelシリーズは金型メーカーが硬質アルミを削り出して作る熊鈴で、名入れや購入後の修理・追加刻印にも対応しています。走りを妨げない一つを探している方は、ラインナップを見てみてください。

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